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2021.10.27
SNET台湾チャンネル『台湾修学旅行アカデミー』第10回 高校生の政治参加
第10回 高校生の政治参加
https://youtu.be/CtjdNAnRLfo?si=9I4NUZIcyhttWIb8
第10回のゲストは北海道大学の許仁碩(シュ ジェンシュオ)先生。許先生のご専門は法社会学。司法、行政と市民社会の関係性を中心に、東アジアの警察制度と社会運動を研究するかたわら、台湾人権促進会の執行委員としても活動されています。
中国とのサービス貿易協定の審議のあり方に疑問を持った学生と市民が日本の国会にあたる立法院を占拠した2014年のひまわり学生運動は世界に衝撃を与えました。ひまわり学生運動の主たる担い手は大学生でしたが、台湾では、それより若い高校生も積極的に政治に関わり、身近な校則から「学習指導要領」といった国レベルの決定に至るまで、当事者として声を上げています。他方、近年の台湾では、若者の声をすくい上げる仕組みの整備も進んでいます。高校生を中心に、若者の政治参加についてお話をうかがいました。
許仁碩先生のプロフィールは、以下のページをご覧ください。
【プロフィール】
https://researchmap.jp/hsujenshuo
許先生には、SNET台湾が台湾の国家人権博物館、台北駐日経済文化代表書と共同で開催する台湾 国家人権博物館特別展「私たちのくらしと人権」のオープニングイベント「台日をつなぐ人権の過去・現在・未来」にご登壇いただき、権威主義時代の台湾の「人権」教育と民主化後の教育改革による変化、残された課題と未来に向けた新たな試みについてお話しいただきました。以下で講演動画をご視聴いただけます。
民主主義の未来と台湾人権教育:「熟議」と「政治参加」の試み
https://youtu.be/kLaA0KKDhSU
また、許先生は、コラムニストとして中国語圏と日本の媒体に数々の記事を執筆されていますが、朝日新聞のウェブメディア『論座』で許先生の記事を読むことができます(有料)。
「台湾で問われる『民主主義的コロナ対策』とは何か―『偉大なる党』ではなく、『市民』が政治の主体である」(『論座』2021年7月12日)
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2021070800006.html
「台湾のコロナ対策へのまなざしから読み解く日本の課題―民主主義は、過ちを犯さない英雄に政治を任せる体制ではない」(『論座』2020年6月8日)
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020060500007.html