第6回 建築物で知る台湾
https://youtu.be/5H5UvPJ7-AU?si=PiKH2-51nZkJRe9B
コロナ禍で台湾ロスの皆さまにSNET台湾がお届けする「台湾修学旅行アカデミー」が帰ってきました。
第6回のゲストは県立広島大学の上水流久彦先生。上水流先生のご専門は人類学で、台湾に残された日本統治時代(1895 ~1945年)の建築物について調査されています。台湾には、日本統治時代の建築物が数多く残されていますが、どのような建築物がどのような形で残っているのか、また、植民地統治下の建築物が歴史遺産(古蹟、歴史建築)として保存されている事実をどのように考えるべきか、お話をうかがいます。
詳しいプロフィールは、上水流久彦研究室のページをご覧ください。
【プロフィール】
https://www.pu-hiroshima.ac.jp/p/kamizuru/studyroom.html
上水流先生はこのテーマについて数多くの論考を発表されていますが、上水流久彦(2020)「日本統治時代の建物の現在」(『K』創刊号:28-31)は、今回の動画に直結する内容を簡潔にまとめています。
上水流久彦(2019) 「都市に刻まれる負の歴史 台湾,韓国,沖縄から」か岡井崇之編『アーバンカルチャーズ 誘惑する都市文化,記憶する都市文化』晃洋書房、202-214頁)も、読みやすい内容でおすすめです。