SNET台湾
新着情報
SNET台湾とは
活動内容
講師依頼フォーム
SNET台湾のウェブ教材
台湾を知るための基本資料集
活動支援(ご寄付)のお願い
SNET台湾事務局連絡先
設立趣意書
2024.8.17
SNET台湾チャンネル『台湾修学旅行アカデミー』第21回 台湾の就活
第21回 台湾の就活 講師:國府俊一郎(大東文化大学)
https://youtu.be/tRKdZGTrsZQ
第21回の講師は大東文化大学の國府俊一郎先生。國府先生のご専門は経営学で、日本と台湾の企業経営、人的資源管理について研究されています。また、國府先生は、2015年度に大東文化大学に移るまでの約10年間、台湾の2つの大学(開南大学、中華大学)に教員として勤務した経験があり、台湾の大学事情、就活事情について、リアルな認識をお持ちです。
今回のテーマは「台湾の就活」。日本の大学生にとって最大の関心事と言っても過言ではない「就活」。日本では大学在籍中、しかも最終学年の4年次ではなく3年次には就活が動き始め、卒業前に内定を貰うというのが一般的な就活のあり方ですが、日本以上に大学進学率が高い台湾では、大学生はまったく異なるサイクルで職探しをしているようです。日台の大学生の異なる就活の背景には、両者の異なる雇用システムがあり、就活のプロセスの違いが大学の対応の違いを生んでいる。日本と比較しながら、台湾の大学生の就活を知ることを通じて、社会・企業・大学の三者の関係が日本と台湾の間でどう異なるのか。國府先生のお話を聞いてみましょう。
國府先生のプロフィールは、以下のページをご覧ください。 【プロフィール】
https://researchmap.jp/kokubushun
本動画と直接的にかかわる國府先生の著作に、「台湾における高学歴化と不完全就業―宿泊業・飲食サービス業を中心に―」(『日本台湾学会報』第20号、82-103頁、2018年)があります。
『日本台湾学会』第20号のページ
https://jats.gr.jp/cp-bin/wordpress5/wp-content/uploads/journal/gakkaiho020_07.pdf
また、台湾の雇用慣行に関する論文「 和洋織り交ぜた台湾的雇用慣行の探索」(『労務理論学会誌』第30-31巻、33-48頁、2022年)も参考になります。
J-Stageの『労務理論学会誌』のページ
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jalm/30.31/0/30.31_33/_article/-char/ja/
最近、日本から台湾に進出している企業が増えていますが、日本の会社も台湾に来れば台湾の制度で採用や評価、教育訓練を行うのでしょうか。台湾の現地企業との比較も行っている論文が「台湾進出日系サービス企業における キャリアの発展空間と現地人材定着に関する研究」(『アジア経営研究』第26巻、77-89頁、2020年)です。
J-Stageの『アジア経営研究』のページ
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jamsjsaam/26/0/26_75/_article/-char/ja/