趣 旨
国家人権博物館は、国家と人権を名称に冠したアジア初の博物館として、2018年に開館しました。台湾が自由と民主、そして人権を尊重する国家としてあり続けるために、白色テロというかつての国家による人権弾圧に向き合い、記憶を共有することを目的として設立されました。国際人権博物館連盟(FIHRM)のアジア太平洋支部であり、アジアにおける人権のプラットフォームでもあります。
「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の冒頭に「誰一人取り残さない- No one will be left
behind」とあるように、人権尊重はSDGsのベースとなっています。持続可能な世界を創るためには、個人、国家を超えた連携が不可欠です。
台湾国家人権博物館特別展 私たちのくらしと人権を通して、台湾という隣国の人権に対する取り組み、日本の「台湾の政治犯を救う会」にみられるような国際的な人権活動や台日の過去の人権の繋がり、および身近な人権問題について学ぶことを通して、すべての人々が互いの人権を尊重し、共に生きる社会の実現を目指し、隣国への理解を深めるともに、持続可能な台日友好関係および人権意識の高揚を図ることを目的に、作文を募集します。